2025年8月上旬、菖蒲池にオオセグロカモメの幼鳥2羽が現れ、ちょっとした人気になっていました。
 8月20日、1羽が菖蒲池を飛び去りました。残念と感じていたところ、8月22日に残っていた1羽も飛び去り、幼鳥2羽ともいなくなりました。

【8月4日に現れたオオセグロカモメの幼鳥】

8月4日、菖蒲池にカモメの幼鳥1羽が現れました。8月4日に見掛けたので、それ以前に現れた可能性もあります。
菖蒲池に現れた幼鳥に足環は付いていません。
8月4日、菖蒲池に現れたオオセグロカモメの幼鳥です。

【8月8日に現れたオオセグロカモメの幼鳥】
 8月8日朝、足環を付けた幼鳥が菖蒲池に現れました。8月4日に現れた幼鳥とは兄弟ではない様で、お互いに牽制し、近づいたり離れたりを繰り返していました。

8月8日朝、菖蒲池に足環を付けたカモメの幼鳥が現れました(手前)。奥は足環がないので、8月4日に現れた幼鳥だと思います。
新たに現れた幼鳥は、両足に足環を付けています(右足が青)。
元々菖蒲池にいた幼鳥にも、この日の午後に足環が付いていました(右足が黒)。

【8月9日、成鳥が幼鳥へ餌を与える様子】
 成鳥が現れると、幼鳥が「ピーピー」と鳴きながら付いて行く姿を見ることが何度かありました。
 しかし、成鳥が幼鳥の面倒を見る様子はないので、きっと親鳥ではないのだろうと思っていました。
 8月9日、成鳥が1羽の幼鳥(右足環青)に魚を与える様子を確認出来たので、親鳥で間違いない様です。
 もう1羽(左足環青)が、餌を貰うところ見たことがありません。幼鳥2羽はやはり兄弟ではない様です。

幼鳥が成鳥を追い掛けてきました。
成鳥が捕まえた魚を石の上に吐き出しました。
成鳥が、吐き出し小魚を咥えました。
幼鳥が、成鳥から魚を貰いました。この幼鳥は右足に青の足環を付けていました。
この成鳥は、右足に青の足環を付けた幼鳥の親鳥の様です。もう1羽の幼鳥には餌を与えない様です。
【参考】もう1羽の幼鳥は左足に青の足環が付いています(8/14撮影)。

【8月11日、親鳥の威嚇】
 アオサギは幼鳥にとって脅威になる様で、時々カモメの親鳥がアオサギを威嚇したり、追い払う行動(空中戦)を見せます。この時も、近くに幼鳥はいませんでしたが、アオサギを追い立てていました。

カモメの親鳥がアオサギを見付けました。
親鳥アオサギを睨み付けました。
親鳥が叫び声をあげ、威嚇しました。この後、アオサギは飛び立ち、親鳥も飛んで、しばらく追い掛けていました。

【8月12日の様子】

カモメの成鳥と幼鳥(右足環青)が寄り添っていました。
成鳥が口から出した魚?を幼鳥に与えました。
餌を与えたので、成鳥はこのヒナの親鳥だと思います。

【8月13日の様子】

成鳥2羽と幼鳥1羽が写っています。
もう1羽の幼鳥はボートの中にいました。
周囲を警戒する成鳥です。
幼鳥の1羽が成鳥に付きまとっています。
餌を欲しいのかな?
結構しつこいです。

【8月14日の様子】

左端の板の上にいる幼鳥2羽を少し離れたボートの上から見守る成鳥(右端)です。
幼鳥2羽は兄弟ではない様で、当初はお互いに牽制しあっていましたが、最近は近くで寄り添うことも増えてきました。
幼鳥2羽は一緒にいることが増えたものの、微妙な距離を保つこともありました。
1羽の幼鳥が、針金の様なものを咥えて羽ばたいていました。
羽ばたく幼鳥
幼鳥同士のじゃれあい?

【8月18日、3羽目の幼鳥出現】
 30分ほどですが、オオセグロカモメの幼鳥が3羽になりました。
 昨日までは2羽でしたが、菖蒲池に幼鳥1羽が迷い込んだ様です。縄張り争いなのか、何度も追い立てられ、30分ほどで飛び去って行きました。

6:56 幼鳥が成鳥に追い立てられていました。
6:58 幼鳥(右足羽青)もその幼鳥(足環なし)を追い立てていました。
7:19 幼鳥が3羽いました。ボートの上の2
羽には足環があります。
7:20 3羽目の幼鳥(手前)には足環がありません。
7:26 成鳥に激しく追い立てられ、
たまらず菖蒲池から飛び去っていきました。

幼鳥3羽目の出現時刻について
6:53まで、幼鳥2羽は菖蒲池の中をウロチョロしていました。
6:54、幼鳥が叫びながら飛び回っていました。撮影中気が付きませんでしたが、幼鳥が3羽写っています。この時3羽目の幼鳥が迷い込み、元々いた幼鳥が騒ぎ出したのだと思います。

6:47 幼鳥2羽は一緒にウロチョロしていました。
6:53 1羽しか写っていませんが、もう1羽は近くにいました。この時までは静かでした。
6:54 ヒナが叫びながら飛び回っています。

【8月20日 幼鳥1羽の旅立ち】

 8月20日7:45頃、幼鳥1羽(左足環が青)が、成鳥に付いて菖蒲池から飛び去った様です。
 もう1羽(右足環が青)は、頻繁に親鳥から餌を貰ったり、親鳥に付きまとったりしていました。
 一方、去って行った幼鳥は成鳥から餌をもらう姿を見たことがありませんでした。親鳥が来て、自分達の縄張りに連れ帰ったのかもしれません。

【8月22日 幼鳥もう1羽も旅立ち】
 8月22日の夕方、もう1羽の幼鳥が菖蒲池から飛び去った様です。
 8月23日朝、幼鳥はいなくなっていました。目撃情報によると前日の夕方、菖蒲池から飛び去ったとのことでした。残念!!

時々、菖蒲池に立ち寄る幼鳥

 8月27日、オオセグロカモメの幼鳥の目撃情報がありました。菖蒲池に立ち寄った様です。
 8月31日、菖蒲池から飛び去る幼鳥を撮影できました。その後、時々立ち寄る幼鳥を見掛ける様になりました。見掛けるのは右足環が青の幼鳥で、成鳥から餌をもらっていた方です。今のところ、左足環が青の幼鳥は見掛けません。

2025年8月31日
2025年9月1日
2025年9月2日
2025年9月3日
2025年9月4日
2025年9月8日
2025年9月11日 親鳥に付きまとう幼鳥
2025年9月11日 飛びながら用を足す幼鳥
2025年9月12日 叫ぶ幼鳥
2025年9月13日 着水直前の幼鳥
2025年9月14日 飛行中の幼鳥
2025年9月16日 オオセグロカモメの幼鳥
2025年9月17日 オオセグロカモメの幼鳥

9月17日を最後にオオセグロカモメの幼鳥(右足環が青)は菖蒲池に現れなくなりました。